感想 2026/03/06 『帰ってきたヒトラー』観た。 #映画 続きを読むうーん、変な映画だ。私は本より好きだったかなぁ。ドキュメンタリーとモキュメンタリーの間っぽくて観る側はフィクションとの境目が分からないからかなりキモい。最後に現実の差別主義者映すことでかなりのバランス調整をしている…と思う…。 俺も即座に中指立てられる側の人間でありてぇよ…と思うが映像を観たらかなり難しい気がした…。カメラがあって堂々とヒトラーが居たらオモロになるよ…。 小説の映画化として見ると「別物なんですが…」なんだけど、小説のテーマ(影響や読者へのメッセージ性の部分)だけを見たら上手く抽出されているのかな〜と思った。要するに「現代にヒトラーが現れたらヒトラーはどう考えるのか/人々はどう感じるのか」だから、それをそのまま現実でやればイイじゃん!という実験的映画だな〜と。 原作を知っている人は「撮影」と分かっていたのかも知れないが、それを知った上で迎合しているのも問題だよな。各地を回っているときのインタビューは役者じゃなさそうだったけど、じゃあテレビ局のネタ合わせのときって役者だったか…?分からん…怖い…。 そして(編集されているとはいえ)インタビュー相手が概ね好意的で、かつ本人の許可が取れていそうなところ…。モザイクがかかっている人もいたから顔が出ている人は…許可したってことだろ…。 序盤ドキュメンタリー要素が多めなのにフィクション部分(ザヴァツキやゼンゼンブリンク周り)がかなり脚色多めだったのも違和感の原因だとは思う。映画の中でヒトラーが原作小説を書き、映画の中で映画化される…というメタ構造はフィクションとして好きな構図だったけど、今回のテーマ性に沿ってるかな…?原作の「コメディアンではない総統としての本」を書くというのが好きだったので…なんかな…という感じ。 演説は本より面白かった。ちゃんとオチがつくように練られてるな〜というのを感じた。ヒトラーを間抜けに描くのも大切だけど、それはそれで親近感を湧かせる要素だからやっぱこの辺の表現て難しいんだろうな〜〜〜…。 ゼノフォビア、移民排斥の空気は日本にも強くあり、どこの国も同じような潮流なんだろうな…。『チャリティの帝国』で「移民の言語や宗教に配慮がないのは差別である」という話が出てきて、めちゃくちゃ反省したんだけど、私にもまだ「そっちが来たのに?」という感覚がある…この辺まだ勉強しないと自分の中で落とし込めない気がするな…。
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俺も即座に中指立てられる側の人間でありてぇよ…と思うが映像を観たらかなり難しい気がした…。カメラがあって堂々とヒトラーが居たらオモロになるよ…。
小説の映画化として見ると「別物なんですが…」なんだけど、小説のテーマ(影響や読者へのメッセージ性の部分)だけを見たら上手く抽出されているのかな〜と思った。要するに「現代にヒトラーが現れたらヒトラーはどう考えるのか/人々はどう感じるのか」だから、それをそのまま現実でやればイイじゃん!という実験的映画だな〜と。
原作を知っている人は「撮影」と分かっていたのかも知れないが、それを知った上で迎合しているのも問題だよな。各地を回っているときのインタビューは役者じゃなさそうだったけど、じゃあテレビ局のネタ合わせのときって役者だったか…?分からん…怖い…。
そして(編集されているとはいえ)インタビュー相手が概ね好意的で、かつ本人の許可が取れていそうなところ…。モザイクがかかっている人もいたから顔が出ている人は…許可したってことだろ…。
序盤ドキュメンタリー要素が多めなのにフィクション部分(ザヴァツキやゼンゼンブリンク周り)がかなり脚色多めだったのも違和感の原因だとは思う。映画の中でヒトラーが原作小説を書き、映画の中で映画化される…というメタ構造はフィクションとして好きな構図だったけど、今回のテーマ性に沿ってるかな…?原作の「コメディアンではない総統としての本」を書くというのが好きだったので…なんかな…という感じ。
演説は本より面白かった。ちゃんとオチがつくように練られてるな〜というのを感じた。ヒトラーを間抜けに描くのも大切だけど、それはそれで親近感を湧かせる要素だからやっぱこの辺の表現て難しいんだろうな〜〜〜…。
ゼノフォビア、移民排斥の空気は日本にも強くあり、どこの国も同じような潮流なんだろうな…。『チャリティの帝国』で「移民の言語や宗教に配慮がないのは差別である」という話が出てきて、めちゃくちゃ反省したんだけど、私にもまだ「そっちが来たのに?」という感覚がある…この辺まだ勉強しないと自分の中で落とし込めない気がするな…。